高校の必修科目未履修問題について…

 
 まずは、今年の受験生の皆さん、精神的にも時間的にも、そしていまさら増えた必修の授業にしても、本当に大変でしょうが頑張ってください
m(_ _)m

 で、この件に関する個人的意見など…
 まずは、自分はどうだったのかなぁとちょこっと思い出してみた…
 もう、かれこれ15年超前のことなので、いまいち自信は無いけど世界史なんぞやった覚えは無いw
 というか、自分はかなりのひねくれものでもありますので、理系のクラスに所属していたにもかかわらず社会科系の中でも分類の違う倫理・政経を履修していた覚えがあります
(^^;
 普通は、普通科の高校の、理系を選択した生徒が履修する社会科系の授業というと、世界史・日本史・地理(いわゆる地歴)なんでしょうけどねw
 んで、その時点でちょっと違ったのかなとも思い、いつから世界史が必修になったのかを調べてみました

 まずいってみたのは、文部科学省のHPにある【新学習指導要領】のページ
 でもね、正直言ってよくわかりませんでした
_| ̄|○illlli
 …というか、今回の調べ物では【いつ世界史が必修になったのか?】って点なので、他のページをあたってみることに…
 ま、どうしてこの科目は勉強するべきで、どういったことに配慮しなさいってことが、明文化されてしまっていることの理解はできましたが…

 次にいってみたのは、日本財団図書館のHPにある 2004/01/11 読売新聞朝刊揺れる指導要領 教育課程の基準・・・・・・「ゆとり」改め「学力重視」(解説)ってところ
 多分、昔の記事なんでしょうね…ネット上の図書館ってものを今回初めて知りました
(^^;
 今後利用してみよう…
 ま、それはさておき、このページの中に、89年改訂・小学1、2年に生活科・高校で世界史必修・高校で家庭科男女共修
って部分を発見
(^^)
 …89年??
 え〜っと、自分が高等学校に在学してた時期重なるんですけどね…
 ま、その年の入学した子達から実施されたのなら、自分はギリギリセーフって所でしょうが…かなり微妙
(−−;

 この件に関しては、あの【ゆとり教育】って奴が一番の根本原因にいそうな気がしてならんのですよ
 小学生・中学生の土日休みにして子供たちに時間的なゆとりを持たせよう…って考え方には賛成ではあるんですが、結局の所、学力偏重・学閥等々の社会的構造があり高校は入学選抜試験がある時点で、土日を休みにした所で、平日の授業時間が増えたり、土日に補修・補講をする学校があったり、それがない所では塾や予備校に生徒自身が(もしくは親の言いつけで)通ったりしてるわけです
 中には部活や趣味にいそしんでいる子達も多いのでしょうが、どうしても自分の考えだとね…(あくまで、個人的主観!!)
 小・中学校での15%の時間削減によってしわ寄せが高校にただでさえ来てるところですからね…
 そんな状況で、公立の高校が取れる方法は土日の補講・補習授業、平日の0時間目等の時間枠増設、そして、不要科目(対大学受験)の排除だったと思いますよ…
 教育指導要綱にのっとってないとか、公文書偽造とか、当然罪になったり、現行法で間違っているからこそ、これだけ大きいニュースになっているんでしょうが、個人的には、現場の先生方の気持ちがよくわかります…しょうがない気もしますしね…
 おそらくですが、面倒くさくって教えなかったわけではないと思いますよ
 生徒のことを考えてその次に学校のことを考えて受験に成功するように実施してたんだと思います
 そうであって欲しいですしね…