山口・光の母子殺害事件差し戻し審で、被告人が殺意を否認 YOMIURIONLINE

 どういう神経をしていれば、一審二審で認定された殺意に関して、最高裁で差し戻された控訴審での場で、殺意の否認ができるんでしょうか?
 また、あの弁護団の詭弁に沿った意見を述べている…

 まだ、各ニュースサイトでの採り上げが弱く数が少ないのですが、その中からもう一つ…
光市母子殺害、元少年差し戻し審に テレビユー福島

 はじめて弁護団の意見に(主張は別として)同意する部分もありましたね

 弁護団は、8年も前の事件のことで、元少年の記憶には不鮮明な部分もあるのではないかと話しています。

 でしょうねぇ…
 そうでなければ、こんな人間として終わっている事を26〜7にもなって(8年前に、18歳10ヶ月で事件を起こしたと言うことからの逆算ね)、また、8年も中に入って言ってしまえるその神経…理解に苦しみます

 今夜あたりからブログや、ニュースサイトや、論評ページなどでも、いくつかは採り上げるでしょうから、自分も見て廻りましょうか…

 ちなみに、加害当事者の記憶が不鮮明な部分もある可能性があるとの事ですので、被害者・被害者遺族を除くと、その他の方々は、より記憶が不鮮明でしょうから、下記に参考HPのリンクを貼っておきますね

 気になる方はご覧ください

光市母子殺害事件 弁護側「死姦は蘇生行為」と主張  痛いニュース
延期された最高裁弁論 その2。 藤井誠二のブログ2006-03-17 22:46:13

 特に気にしていただきたいのは、2番目のリンクの最後の方…ニュース等でも引用されたものなので、ご存知の方も多いでしょうが…
 自分も引用させていただきます

 〔ま、しゃーないですわ今更。被害者さんのことですやろ?知ってま。ありゃーちょうしづいてるとボクもね、思うとりました。・・・でも、記事にして、ちーとでも、気分が晴れてくれるんのなら好きにしてやりたいし〕

〔知ある者、表に出すぎる者は嫌われる。本村さんは出すぎてしまった。私よりかしこい。だが、もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君〕

〔犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか〕

〔5年+仮で8年は行くよ。(筆者注・少年法の規定では無期懲役でも7年で仮釈放の資格が得られる)どっちにしてもオレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時ば完全究極体で出たい。じゃないと2度目のぎせい者がでるかも〕

 この手紙が書かれたのは、一審の無期判決後、知人に当てたもののようです
 この文面を見る限り、今回の差し戻し控訴審での被告人の(「危害を加えるつもりはなかった」などと述べ、1、2審で認めた殺意や乱暴の目的を全面的に否認する)言葉は、無意味であると解かります
 この文面だけでは納得行かない方は、2番目のリンクにあるこの部分→かねてから目をつけていた弥生さんを緊縛するために布テープとカッターナイフを準備していた事実はどう釈明するのかココの部分で、危害を加える意思が無かったかどうかなど解かると思うんですけどね…
 また、8年経って、反省し、自戒し、自責の念に耐えられなくなるようなことは無く、まるで事件自体に対して、加害当事者ではなく、傍観的妄想のような意見を述べるとは…

 当然、裁判官の方々は良心に則って判決を下されるのでしょうから、この被告人の言葉でより判決内容が確定されてしまったと思います…あくまで個人的にですが…

追記
痛いニュースでも採り上げましたよ
【光市・母子惨殺】 元少年、殺意を否認「甘えたくて抱きついた」「抵抗されたからパニック状態に。危害与えるつもりなし」