長野 北京五輪聖火リレーについて
昨日も書いたけどね…
色々書きたいことはあるが、あえてまず、痛いニュースとニコニコから関連リンク貼っときます
【長野・聖火リレー】 “チベット派”、警察の指導によりゴール地点・若里公園に入場禁止”。でも中国国旗はOK…ゴール映像は中国一色? (痛いニュース)
リレーの妨害行為自体を認める気は無いんだけれども、日本では法律や条例の範囲内では個人の行動の自由が保障されるという大義名分を自分はまだ信じているんですよ
甘いと言われるかもしれませんがね
そういう意味では、走者・警備の警察官・伴奏の青と白の服の人に物を投げ込んだ人間や、走者集団の前に飛び出した方を擁護する気はありません
ただ、そのことは、TVメディアも伝えていましたし、今更ここで触れなくても良いでしょう
ここで触れるべきは、報道されなかった部分であって、少しでも情報の公正化を図れるならば良いと思っています
さて、建前はさておき、以下はあくまで個人的主観にもとづく意見になります
故に、気に食わない方もいらっしゃるでしょうし、そうでない方もいらっしゃるでしょう
多少長文になりますが、キーワード以外文字色を変えておきますので、気になる方は反転させてお読みください
予想通り、日本のメディアでの報道はどっかの国へ偏ったものになってましたな
(−−メ
あんだけの赤い旗を振ってる人間がいるんだと一瞬思ったんだけど、それ以上に不思議だったのはチベットの国旗や東トルキスタンの国旗がほとんど画面枠に出てこないこと
なんでかなぁと早速色々ネット上で情報検索してみてみると、苦笑いを通り越してため息が出てしまった
長野県警サンは、『安全のため』にチベット支持派の方々を隔離し、あとで聖火の見える位置に誘導すると言って、その約束を反故にしたり、『安全のため』にゴール地点の一般人の立ち入りを禁止したそうですな…
『安全のため』なら、あの赤い国旗の方々も同様に対処するべきでは?
『安全のため』なら、あんなにでかいポールについた甲子園なんかでよく見る応援団旗くらいあるものを振り回している方々も隔離すべきでは?
例えば、どこかの街の道端で、あんなもの振り回してたら普通は職質されるよね?
んでも、今回は五輪聖火リレーだから容認ってことなら、赤い旗以外の旗を持ってる人も容認すべきじゃないの?
もちょっと意地悪く言えば、凶器になりうるものを持ち、更にそれを振り回している時点で、免許証なりパスポートなりの確認はすべきじゃない?
今のところ日本の法律じゃ外国籍の方々はそういった身分証の携帯および提示を義務としてたような気がするんですけど?
あと、ものっすごい違和感
ここはどこの国だっての
今までの個人的な『日本人観』の中では、『友好を示す場合の他国の国旗の扱い』や『リレーやマラソンなどでの他国の国旗の扱い』というものは、片手で持てる30cm〜50cmくらいの棒に紙とかでできた他国の国旗と日の丸を持って、走者に向かって振る…コレがイメージなんですよ
今回、映像内の沿道で多数見かけた赤い大団旗のようなものも少しは存在するでしょうが、そんなもんはごく少数なんですよ…通常はね
なに、あの異常な風景
違和感通り越して、若干中国人容認派(中国容認ではない…念のため)であった自分が、今回の件で考えを改めなくてはならなくなったようです
いくらトップが馬鹿な指示を出したとしても、やりすぎだろう、長野県警…
いくら近いからとはいえ、やりすぎだろう、留学生および支持者…
あいかわらずだな、日本のメディア…
ただ、このリレーという名のもとの行事に関して、青と白の人が2人のみだったことは素直に感心するけどね
ま、そんな感じで憤りを感じているわけなんです
ここを読んで下さる方も、ご自分で考えて、自分なりの意見を持ってくださったらうれしいです
追記:おとなり日記から…
脳内新聞(ソース版) 2008-04-20
ここにリンクされている、アテネオリンピックの聖火リレーと今度の北京オリンピックの聖火リレーの動画の温度差
これが、今回の聖火リレーの異常さをあらわすには一番わかりいやすいかもしれませんね