JASRACやテレビ局などが共同でYouTubeに削除要請、約3万ファイルを削除

 遅かれ、早かれそういう動きは出るだろうなぁと思っていたんですが、予想よりも結構早い段階で動きましたね
 著作権(頒布権含)の権利者の方々からすると、当然の権利行使ということなんでしょうね…
 現行法に照らしても、確かに「私的流用」というには幅が広すぎる物でしたし、「利益」を得ていないにしろ、「不特定多数の人間が視聴・閲覧できる状態」にしてしまうこと自体が、著作物の頒布権を犯していると言うのもわからなくはないです…というか、理解せざるを得ませんね…
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 若干、奥歯にものの詰まった言い方(書き方)になってしまったのは、ちょっと微妙な感覚も自分の中に同居しているからなんです…
 よく行くサイト(ブログ)等でもYOUTOBEからの引用(ニュース等)をしているものや、地方局のオリジナリティあふれる、他地域では見られない番組などをリンクしているところもあります
 改めて、びっくりすることや、中央と地方とのある意味格差や、特色の違いというものを感じるときもあるんです…
 「じゃ、関東圏や関西圏に引っ越せよ…」などと無茶は言わんでくださいね
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 まず、物理的・経済的に無理ですから…10代後半や20代ならまだしも、そうでない場合は色々しがらみも出てくるんですよ…
 んで、著作物の二次使用や頒布権について法解釈が今のネット社会についてきていない現状と、権利を主張しまくる一部権利者と、その隙間を縫ってうごめくアングラ社会とで、いたちごっこが続いているのも実情です…(あくまで、個人的主観)
 地方に住んでみるとよりわかるのですが、中央より圧倒的に情報量が少ない…
 何も、ニュースやそのニュースソースに限ったことではなく、アニメや映画等娯楽関連に関してもそう…
 確かに人口の関係もあり採算がとれない場所では、商売は成り立たないし、共産主義社会主義の国ではないので、全国画一化というのも無理があるのもわかるんですよ…
 色々な局があり、その系列局があって、それぞれのキー局の作った番組や地方局の特色を出したオリジナルの番組がある…これは大変いいことだと思います
 でもね、例えば東京では民法でスポンサーがついてただで見ることができるアニメを、地方の人はアニメがあることすら知らない場合だってあるんです…
 そういうときにネットでの2次配布(2次頒布)ということを、著作者・局・大手スポンサーがやってくださらないと、格差は縮まりませんよ…
 有線放送や、そしてGYAOを含めたネット上でのストリーミング放送に関しては、インフラさえあれば格差はほとんどありません
 中央も地方も見る人は金出して、回線引いてるんですしね…
 そういった意味でも、徐々に著作権に関しても頒布件に関しても、放送の方法に関しても、在京キー局を筆頭に、色々考えてほしい状況になってきているような気がします…
 最近の例では日テレNEWS24等もいい例かもしれませんね
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 ケーブルTV、BS・CSに関しても同じような感じで格差はないのでしょうが、自分は見てないので敢えてここでの論評は避けます
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 ま、しばらくは、いたちごっこは続くことでしょうね…